ここからは、上図の各ブロック別に深めて行きましょう。
その1番目は、「売上」です。
売上は「単価×客数×購買頻度」で決まることは前回申し上げました。ここで大切なことは、どのような商品(サービス)が顧客に支持されるかと言うことです。今ある商品(サービス)の単なるリニューアルで済むのか、または新商品(サービス)にシフトするのか、この市場を見極めることが重要です。
SWOT分析の記事でお話したように大切なことは「市場を読む」ことです。商品(サービス)にいかに自信があっても、それが市場から支持されなかったら宝の持ち腐れに終わります。市場(顧客)のニーズに合わせた商品(サービス)しか支持されないことを確認しましょう。
そのためにもSWOT分析~クロス分析を定期的にやることで、市場(顧客)の流れを敏感に読み取り、そのニーズにあった商品(サービス)を提供し続ける企業だけが、今後生き残っていくものと思われますから既存の商品(サービス)が支持されている今のうちに新規の商品(サービス)の研究開発にも力を入れる必要がありますね。
大切なことは、「誰に・何を・・」の視点で考えることです。ややもすれば、「何を・誰に・・」と考えがちです。しかし、これはあくまで内側からの発想であって、自社の持っている商品・サービスが果たして世の中に受け入れられるかはわかりません。どんなに素晴らしい商品・サービスを持っていたとしてもお客様の支持がなければ、期待した結果に繋がらないことは多々あります。
「誰に」を決めることはターゲットを絞り込むことになりますからもしここがうまくフィットすればお客様からの爆発的な支持を受ける可能性が十分にあります。