今回のテーマは、「社員から経営社への道」として、(株)山幸蒲鉾 4代目社長の船越さんの報告でした。彼は、社員の身でありながら、創業者一族から白羽の矢を立てられて、4代目の社長になった経歴の持ち主です。
当日は、報告者である船越社長とコーディネーターとして、塾長の中村さんとのパネルディスカッション形式で行われました。中村さんの話の引き出し方を上手く、参加者全員にとって内容のある時間を過ごすことが出来ました。
今回は、当ゼミのエグゼクティブロデューサーの山口義行立教大学教授のお話でした。
政局の動きや経済の動きなど幅広い話を頂きました。特にこれからの中小企業は、「多様性を生かす時代」がきており、マーケットや人の採用にも多様性の目で見ることの重要性を教えて頂きました。
私が所属している北倫理法人会の周年パーティが熊本県内外からたくさんの倫友の参加を頂き、盛大に行われました。私がここに入会したのが10年前でした。式典では、これまでの15年の歩みの報告があり、祝賀会では歴代の会長さんへの感謝の花束贈呈があり、鏡割りも行われ、和やかな時間を過ごすことが出来ました。
報告者は、福友支部の(株)ママミールの畑中社長です。はたなかグループは、5つの会社を持ち、お兄さんと2人でそれぞれの会社の社長です。今回の畑中社長は、幼稚園などに弁当を作って配達する会社の話をしてくれました。弁当製造業なので女性の社員(パート)がほとんどを占め、これまでも何回か経営危機にあったそうですがその都度、女性スタッフの力に支えられ、今日までやってきた話を伺うことが出来ました。
今回のグループ討論のテーマは、「人を雇う上での経営者の責任とは何だと思いますか?」です。総勢100名を超える会員がこのテーマに沿った熱心な討論を交わしました。
今年もまた、年1回の勉強会が福岡同友会にて行われました。講師は、中同協の松井専任講師です。テーマは、「情勢認識を深め、自社の経営方針を策定しよう」です。
具体的には、
①現在の世界・政治・社会の動向
②日本の経済・景気の動向
③科学・技術の動向
④業界の動向
⑤顧客の動向
⑥経営方針に経営課題を入れて見直す
⑦時期を明確にした方針方向をつくる
⑧どんな地域でも必要とされる中小企業になろう
と言う盛りだくさんのお話が2時間半に渡りました。ものすごく濃い内容で資料も頂いたことが大変ためになりました。
10月12日土曜日に今年も表記の県人会の集まりが賑やかに行われました。
約100名近い参加でした。この1年間で25人もの新入会員が増えたことは嬉しい限りです。自己紹介の時も「私は○○の出身です。」と言う挨拶があると、みんなからは「お~っ」と言う歓声があがります。
懇親会でも自己紹介の時には必ず出身地を述べるため初めて会った人でも、すぐに親近感が湧くのがこの県人会の良いところです。
全国12カ所で行われている後継者倫理塾が熊本県でも開催されることになり、その入塾式が行われました。これから約1年かけて毎月1回のペースで、勉強会が開催されます。私も講師の1人として参加することになっており、当日はこの式典に参加することが出来ました。
私の所属している北倫理では毎年、定期的に新入会員様向けのオリエンテーションをやっています。今回も新入会員を迎えての説明会と、終わってからはその場で楽しい懇親会になりました。これからもこの活動は続けていきます。
今回の研修内容は、理念浸透コンサルティングの実践法でした。経営理念を作ってもなかなか会社内には浸透しないケースが多いのはなぜか?に焦点を当てた勉強会でした。後半は、これらの手法を私達が営業に生かすためのマニュアルを学ぶことができました。
福友支部9月例会は事業承継の話でした。報告者は、(株)カクマル 取締役会長 曽根田氏です。今回、社長の座を娘 佳奈さんに譲りました。事業承継は、中小企業において最大の懸案事項です。全国には後継者がいないために、廃業せざるを得ない中小企業がたくさんあります。今回の報告でも承継の難しさをしっかりと語って頂きました。事業承継は、承継する側と承継される側の両方にとって簡単には、解決しない問題であることを改めて教えて貰いました。